肥満解消のために
肥満が解消できると、どのような効果が期待できるのでしょうか。
実は、肥満が解消されると、見た目の変化はもちろん、生活習慣病や動脈硬化など病気のリスクが軽減されるといった多くの効果が期待できます。
肥満解消のためには、目標を持って行う必要があり、達成すると健康な身体づくりにつながります。
肥満の原因や症状に関する悩みは人それぞれ異なるため、今回は肥満について詳しくご説明します。
肥満の主な原因は、食べすぎや運動不足などが考えられますが「なぜ食べすぎてしまうのか」「なぜ運動不足になるのか」について、考えていただける資料として参考にしてください。
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目次
このようなお悩みはありませんか?
年齢を重ねるごとにますます気になる肥満ですが、運動習慣がないといったさまざまな原因が考えられます。
現在、次のような悩みや疑問をお持ちではありませんか。
- 肥満を改善したいが、自分にあう方法がわからない
- 自分の症状が肥満と関係があるのか知りたい
- 肥満が原因で起こりやすい病気や症状が知りたい
- 肥満を食生活で改善したい
- 真剣に肥満を解消したい
- 肥満になる原因を整理したい
肥満の原因と症状
肥満の日常生活で考えられる原因
【肥満】
肥満とは、脂肪が過剰に蓄積した状態で、体格指数(BMI)I25以上が肥満と定義されています。
脂肪が体重の30%を超えると、生活習慣病につながる可能性があります。
脂肪には次の「内臓脂肪」と「皮下脂肪」の2種類があります。
●内臓脂肪
内臓脂肪の特徴は次のとおりとされます。
・内臓のまわりにつく
・脂質異常症や糖尿病、高血圧、脂肪肝などの原因
・たまりやすいが燃焼しやすい
・男性や閉経後の女性につきやすい
●皮下脂肪
皮下脂肪の特徴は次のとおりとされます。
・皮膚のすぐ下につく
・睡眠時無呼吸症候群や変形性関節症のリスク
・たまりにくいが、燃焼しにくい
・女性や子どもにつきやすい
【肥満の主な原因】
●食べすぎや運動不足
肥満のもっとも単純なメカニズムは、摂取エネルギーが消費エネルギーを上回ることです。
食べすぎで摂取エネルギーが高いときや、運動不足による消費エネルギーが低いときに肥満になりやすくなるといわれています。
また、加齢により代謝が落ちるため、ちょっとした食べすぎでも体重が増える傾向があります。
●食事バランスの乱れ
油系の食事も肥満に影響しています。
気をつけたいのが「油」の種類です。
油の主成分の脂肪酸は大きく分けて次の2種類あります。
・飽和脂肪酸
身体の重要なエネルギー源ですが、過剰摂取はLDL(悪玉)コレステロールを増やし、動脈硬化や心疾患、糖尿病、肥満などの発症につながる可能性があります。
おもに肉やバター、ラードなどに含まれています。
・不飽和脂肪酸
コレステロール値を下げるため、生活習慣病の改善が期待できます。
植物油や魚の油に含まれています。
不飽和脂肪酸はオメガ9系、6系、3系に分けられ、オメガ3系は、血液中の中性脂肪を減らして血液をサラサラにする働きがあるといわれています。
●長時間動かないデスクワーク
デスクワークで座っている時間が長くなると、肥満や生活習慣病につながる可能性があります。
座っている状態は動かす筋肉が少なくなり、下半身の血流が悪くなるため、足のむくみにつながります。
脂肪が肥大化してセルライトに変わり、血管やリンパ管を圧迫して、太りやすい体質になると考えられています。
肥満が原因で起こりやすい症状
【肥満の症状】
おもに次の症状が挙げられます。
●生活習慣病
肥満と関係が深いのが、糖尿病、高血圧、脂質異常症などの生活習慣病です。
生活習慣病は自覚症状がないことが多いため、気づかないうちに進行する場合があります。
その結果、血管を傷つけて動脈硬化につながると考えられています。
また、狭心症や心筋梗塞、脳卒中などの重大な病気へと発展する可能性もあります。
●膝の痛み
体重が重くなると膝にかかる負担が大きくなり、クッションの役目を果たしている軟骨がすり減りやすくなるといわれています。
その結果、骨同士がぶつかりあって炎症を起こし、膝の痛みが起こる可能性があります。
また、肥満の方はO脚になりやすく、関節の内側の軟骨がすり減ることで、膝の痛みにつながります。
●腰の痛み
腰は身体のなかでも負担が大きくかかる部位です。
とくに、肥満体型の方は腰への負担が大きくなる傾向にあります。
また、肥満体型の方の多くに共通するのが「反り腰」です。
反り腰は、腰の反りが強くなっている状態ですが、肥満体型だと、お腹の重みを支えるために、腰を反らせた姿勢になることがあります。
反り腰によって、腰や背中の筋肉が常に緊張した状態が起こります。
筋肉が硬くなることで血行も悪くなり、腰痛につながります。
●睡眠の質の低下
肥満と睡眠には深い関係があります。
睡眠時無呼吸症候群の半数以上は、肥満の方と考えられています。
肥満の方はのどの奥も狭くなり、空気の通り道を狭めるので、無呼吸につながる可能性があります。
また、睡眠不足の方は、疲労感や日中の眠気から活動量が低下し、エネルギー消費も低下するため、肥満の原因にもなるといわれています。
さらに睡眠が足りないと、食欲を抑えるレプチンが低下し、必要以上に食事を摂取してしまうこともあります。
今すぐ行える肥満の対処法や予防法
今すぐ行える肥満の対処法や予防法
【肥満の対処法】
肥満については、おもに次の対処法が挙げられます。
●食事管理
健康的に肥満を解消するには、鶏肉といった低脂肪で高たんぱくの食材を摂取することをおすすめします。
また、適正なエネルギーの摂取が大切で、過度な炭水化物の摂取には注意が必要です。
ただ、急激な体重減少は身体の不調につながるため、極端な糖質制限は避けましょう。
摂取エネルギー量を減らすために、主食や朝食を抜く方がいます。
しかし、その代わりに間食を摂取する場合は逆効果なので注意が必要です。
適量の主食とともに、たんぱく質、ビタミン、ミネラルなど、バランス良くエネルギーをとりましょう。
●適度な運動
適度な運動は、余分な体脂肪を減らすと考えられています。
また、高血圧や糖尿病、動脈硬化に対する効果も期待できます。
肥満の方におすすめの運動は、有酸素運動とレジスタンス運動です。
有酸素運動は、ウォーキングやジョギング、サイクリング、水泳などが挙げられます。
レジスタンス運動は、スクワットや腕立て伏せ、ダンベル体操など筋肉に負荷をかける運動で、筋肉量が増大し、基礎代謝の維持を図ることが可能とされます。
食事療法と運動療法を併用することにより、筋肉を維持しながら体脂肪を減少させる効果が期待できます。
●良質な睡眠
良質な睡眠は、適切な睡眠時間で、寝つきや寝起きが良い睡眠です。
そのためには、次のようなことを心がけましょう。
・寝具を変えてみる
・日中にほどよく身体を動かして疲れをためる
・規則正しく起きる
・夜スマホやパソコンの操作を控える
・就寝前のお酒を控える
・食事を毎日、同じ時間にとる
・温かいお風呂にゆっくり浸かる
肥満は見た目だけではなく、病気につながります。
日々の重なるストレスも考えられるため、肥満の原因を追求しながら、健康な身体に生まれ変わる習慣をつくっていきましょう。
おざわ鍼灸接骨院の
【肥満】アプローチ方法
肥満はすべての病気のもとと考えられます。
また、過体重であると関節への負担が増して、運動器へのダメージが大きくなり身体を痛めてしまう可能性があります。
「適度な運動」「栄養バランスを考えた食事」「しっかりと睡眠をとる」など、基本的なことをきちんと行っていくことが理想です。
現代社会においてそれらすべてを完璧に行うのは厳しいと思います。
当院では食事のアドバイスも行っております。
無理のない範囲で継続することが根本的な体質改善へとつながります。
急激なダイエットをしてリバウンドをしないためにも当院にお気軽にご相談ください。
業務提携先
著者 Writer
- 小澤 拓哉(オザワ タクヤ)
- 【所有資格】 柔道整復師・はり師・きゅう師
【生年月日】 1994年(H6)7月26日
【血液型】 B型
【出身】 群馬県
【趣味】 野球、トレーニング、車、バイク
【得意な施術】 スポーツ障害(特に野球)
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