冷え・むくみの深い関係とは
1年を通して冷えやむくみを感じる方は、多くいらっしゃいます。
冷えとむくみには深い関係があると考えられています。
身体が冷えると体内の循環が悪くなり、水分をためようとするためむくみにつながります。
また、冷えやむくみをそのまま放置してしまうと、症状の悪化や別の病気にもつながる可能性があります。
冷えやむくみの原因には、日常生活の姿勢や習慣が考えられるため、現在の生活習慣の確認が必要です。
今回は、冷えやむくみについて細かくご説明します。
冷えやむくみで悩まれている方は、ご自身に当てはまる原因や症状がないかどうかご確認ください。
また、冷えやむくみの対処法や予防法をご紹介しますので、ぜひご参考にしてください。
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目次
このようなお悩みはありませんか?
女性に多くみられる、冷えやむくみの症状ですが、次のような悩みや疑問をお持ちではありませんか。
- デスクワークのため、足のむくみで悩んでいる
- 一年を通して冷えやむくみで悩んでいる
- 冷えやむくみの原因を知りたい
- 冷えやむくみには、どのような食事がいいのか
- 冷えやむくみを改善する方法を知りたい
- 冷えやむくみの予防法について知りたい
冷え・むくみの原因と症状
冷え・むくみの原因
【冷え・むくみの原因】
冷え・むくみの原因について、ご説明します。
●冷え
冷えを感じやすい症状は「冷え性」と呼ばれます。
季節や気温とは関係なく、常に手足の先や身体全体が異常に冷たく感じます。
冷え性の方は自律神経のバランスが崩れていることが多く、交感神経が緊張状態になり、末梢の血管が収縮して血流が低下します。
冷えは女性に多くみられますが、原因には次のようなことが考えられます。
・運動不足
運動不足やデスクワークなどで筋肉が低下し、筋肉量が少なくなると体内で熱を生産できないため、身体を温められなくなるといわれています。
・筋力が少ない
女性は男性に比べて筋肉が少ないため、熱をつくる力が弱い傾向にあります。
その反面、脂肪が多くてつきやすいといわれています。
脂肪は1度冷えると温まりにくい性質のため、冷えの原因になる可能性があります。
・身体の構造
女性は子宮や卵巣など、血液循環が滞る原因となる内臓が多いため、腹部周辺の血流が悪くなると考えられています。
また、月経時には血液が減るため、熱を伝える血液が身体の末端まで届かなくなる場合があります。
●むくみ
むくみとは、医学用語では「浮腫」といい、何らかの原因で皮膚や皮膚の下に水分がたまった状態です。
むくみの原因は、次のようなことが考えられます。
・筋力不足
足のむくみは、男性より女性に多くみられます。
その理由のひとつは、女性は男性よりも筋肉量が少ないためです。
また、筋力低下によりリンパの流れが悪くなり、むくみにつながります。
・水分不足
体内が水分不足になると、脳からホルモンが分泌されて、尿を出さないようにためる傾向があります。
その状態で水を飲みつづけると、体内の水分量が増えてむくみにつながります。
また、尿が出にくくなると、代謝も低下するため、冷え症の症状も起きる可能性があります。
・ホルモンバランスの乱れ
更年期には、エストロゲンの減少が起こり、女性ホルモンのバランスが乱れやすくなると考えられています。
自律神経の乱れにより、血管の収縮や拡張をコントロールできなくなり、血行が悪くなるため、むくみにつながります。
冷え・むくみの気になる症状
【冷え・むくみの症状】
冷え・むくみの症状についてご説明します。
●冷えの症状
・手先や足先に冷えを感じる
私たちの身体は寒いときは、身体の中心部に血液を集めて体温を維持しようとする働きがあります。
そのため末端である手先や足先は、温度が下がりやすくなって、冷えを強く感じる傾向があります。
また、自律神経の乱れにより、手足といった末梢部分まで血液がうまく行き渡らず、常に冷えを感じることもあります。
その場合、過度のストレスが原因として考えられます。
・低体温
体温が低い方は、低体温であると考えられています。
人間は身体の中心部が35度以下になると、命にかかわる症状がでる場合があります。
そのため、健康な人間の体温は、外気の寒い環境にも影響されることがなく、一定に調節できる機能が働いています。
低体温が直接、冷え症とリンクしているとはいえませんが、冷え性が改善されにくい場合は、ほかの病気が隠れている可能性があるため注意が必要です。
●むくみの症状
・足の不調
足のむくみがひどくなると、足のだるさや重さを感じることがあります。
また、次第に歩きにくくなって、足の疲れが取れにくいというような疲れがたまった状態が続きます。
・すねの跡
むくんだすねを指で数秒押して、指を離したときに、へこんだまましばらく指の跡が残るのは、「圧痕性」です。
すぐに元に戻って跡が残らないむくみは「非圧痕性」といいます。
どちらも症状が続く場合は、病気が隠れている場合があるため、注意が必要です。
・まぶたの腫れ
まぶたのむくみは、通常は昼頃までに気にならなくなりますが、腫れが続くようになると注意が必要です。
また、足の血管の病気である「下肢静脈瘤」の代表的な症状のひとつにむくみがあることも、頭に入れておきましょう。
冷え・むくみの対処法・予防法
冷え・むくみの対処法
【冷え・むくみの対処法】
簡単に始められる冷えやむくみの対処法について、ご紹介します。
●共通の対処法
・十分な水分
体内の水の循環が良くなると、たまった老廃物の多い水を排出する代謝を促します。
新鮮な水を身体に入れることで、血管が拡張して温かい血液が身体の末端まで運ばれるため、冷え性の改善につながります。
また、朝起きて顔がむくんでいると感じたら、冷水と温水で交互に洗顔をすることもおすすめです。
血管の収縮と拡張を繰り返し行うことで、血液循環が良くなり、むくみの解消に役立ちます。
●冷えの対処法
・良質な睡眠
冷え性の方は、日中体温が上がらず、夜になっても体温を下げないという防御反応が起こるため、熱放散が行われにくくなる傾向にあります。
そのため、日中の活動時、体温を上昇させて、夜になったら身体にたまった熱を下げる働きを促す必要があります。
体温変動がうまくいくようになると、手や足先の末梢の血管を拡張させます。
血流量が増え、熱が放出します。
良質な睡眠によって、1日を通じて体温のリズムが良くなると、冷えの解消につながります。
●むくみの対処法
・ストレッチ
ストレッチは、血液やリンパ液など、停滞したむくみを解消する効果が期待できます。
定期的に膝を曲げ伸ばし、足首を回して、こり固まって緊張状態にある筋肉や関節を動かしましょう。
また、つま先立ちでかかとを上げ下げするエクササイズは、ふくらはぎの筋肉のポンプ作用になり、むくみの解消が見込めます。
・むくんだ部分を上に
重力の影響でどうしても足がむくみやすいといわれています。
夜の寝る前にオットマンやクッションなどを利用し、疲れた足を心臓より上の位置に上げてむくみを解消しましょう。
寝た状態で、足を壁やベッドなどに立てかけて固定する方法もあります。
冷え・むくみの予防法
【冷え・むくみの予防法】
冷えやむくみの予防法について、ご紹介します。
●共通の予防法
・適度な運動
冷えやむくみの予防に適しているのは、適度な運動です。
習慣的に運動を生活の一部として取り入れましょう。
有酸素運動のウォーキングやエアロビクス、発汗効果も期待できるホットヨガなどは、冷えやむくみ対策だけではなく、健康な身体づくりにも効果的です。
また、生活のなかでも運動を取り入れてみましょう。
たとえば、エレベーターではなく階段を使うことや、歩幅を広げて早足で歩くなど、下半身を中心に足を動かす意識を持つことがおすすめです。
次第に運動に慣れていき、筋力がついていくと、血行促進はもちろん体温上昇にもつながります。
●冷えの予防法
・バランスの良い食事
血行を良くする食事を心がけて、身体を温めましょう。
身体を冷やす冷凍食品や、栄養バランスが偏りがちなインスタント食品、お菓子などの食べ物は、熱をつくるエネルギー源が不足する可能性があるため、できるかぎり控えましょう。
熱エネルギー源で代謝を上げる効果が期待できる良質なたんぱく質や、
体温を上昇させる働きがあるビタミンB群は、積極的にとりましょう。
・入浴
入浴は、38~40度くらいのぬるめの湯でゆっくりと浸かりましょう。
身体の中からじっくりと温まる効果が期待できます。
また、足首から下の足湯も有効とされます。
頭がのぼせない状態で、足元は暖めることを意識して過ごしましょう。
身体全体があたる暖房より、下半身が温まる床暖房がおすすめです。
●むくみの予防法
・塩分とりすぎを控える
身体は、常に体内の塩分濃度を一定にする働きがあります。
塩分の多い食事をとると、身体は水分をためこもうとします。
すると、塩分濃度を下げて、むくみを起こします。
外食が多い方は、塩分を多くとりがちになるため、注意が必要です。
また、加工食品は、表示を確認してから使うようにしましょう。
身体は異変を感じたら常に信号を出して、気づかせようとします。
冷えやむくみもその一部です。
身体の信号に耳に傾けながら、健康な身体づくりの実現を目指しましょう。
おざわ鍼灸接骨院の
【冷え・むくみ】アプローチ方法
※coming soon
著者 Writer
- 小澤 拓哉(オザワ タクヤ)
- 【所有資格】 柔道整復師・はり師・きゅう師
【生年月日】 1994年(H6)7月26日
【血液型】 B型
【出身】 群馬県
【趣味】 野球、トレーニング、車、バイク
【得意な施術】 スポーツ障害(特に野球)
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