眼精疲労でお悩みの方たちへ
一般に眼精疲労は、仕事で目を酷使している世代に多いといわれています。
しかし、最近では、スマホやパソコンなどの影響で、さらに若い世代にも増えており、小学生や中学生の子どもにも広がっています。
眼精疲労は、老眼にも関係があるため、シニア層の方にも増えており、子どもから高齢者まで、だれでも経験する可能性があります。
眼精疲労は、放っておくと、目の症状の悪化はもちろん、身体のさまざまな不調にもつながります。
眼精疲労の身近な対処法や予防法を、日常生活で実践することで、ぜひとも、目や身体の不調を改善しましょう。
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目次
このようなお悩みはありませんか?
眼精疲労は、目の症状と思われています。
しかし、それが原因で、身体のさまざまな箇所に不調が生じていることがあります。
眼精疲労が原因と考えられる、次のようなお悩みや疑問にお答えします。
- 常に目に疲れを感じている
- 頭痛や肩こりで、長年悩んでいる
- 眼精疲労の予防方法を知りたい
- 休憩や十分な睡眠でも、目の疲れが取れない
- 眼精疲労とはどのような状態なのか知りたい
- 眼精疲労で起こる可能性がある身体の不調について知りたい
眼精疲労の原因や症状を確認する
眼精疲労の考えられる原因
目を使いつづけると、睡眠や休息を取っても、目の疲れが十分に回復せず、目の疲れは全身に広がり、身体の不調を起こすことがあります。
この状態が眼精疲労といわれます。
【眼精疲労の原因】
物をみる際に、目のレンズにあたる水晶体が厚みを増減させてピントをあわせます。
そのための筋肉が毛様体筋です。
毛様体筋は自律神経に支配され、目を酷使すると毛様体筋が疲れて、自律神経のバランスが崩れます。
自律神経の乱れは、全身の不調につながります。
眼精疲労の原因は、次のようなことが挙げられます。
●スマホ、パソコンの長時間の操作
スマホを同じ姿勢で長時間画面を見つづけると、常に目を酷使するため、眼精疲労の原因になるといわれています。
スマホやパソコン、テレビなど画面を長時間見つづけることで、眼精疲労から生じるさまざまな症状を、「VDT症候群」と呼びます。
VDT症候群は、視力低下の原因にもなるため、早めの対処が必要です。
●度があっていないメガネ
度があっていないメガネを使いつづけると、ピントを正しくあわせられなくなり、眼精疲労が起こる原因となる可能性があります。
また、メガネが顔の形にあっていない場合やレンズの表面が汚れている場合も、視界が悪くなるため、眼精疲労につながります。
●ドライアイ
涙は、目の表面をなめらかにする、レンズの働きをするなど、さまざまな役割があります。
空気が乾燥する室内に長時間いると、涙の蒸発量が増えて、ドライアイになりやすいといわれています。
また、コンタクトレンズをつけていると、ドライアイが起きる可能性があります。
ドライアイを放っておくと眼の疲労感が増え、さらにドライアイも強くなるという悪循環が起こります。
そのほか、眼精疲労の原因には、緑内障や白内障などの目の病気や、インフルエンザなど身体の病気が隠されている場合もあります。
眼精疲労の目や身体の症状
【眼精疲労の症状】
眼精疲労の症状には次のようなものがあります。
●目の症状
・目がしょぼしょぼする
目を潤す成分の不足や乾燥により、起こるといわれています。
・目の奥が痛む
血管が収縮したり拡張したりする急激な変化で、神経が刺激されると視野異常が起こり、目の奥が痛む場合があります。
・目がかすむ
・目がぼやける
・ピントがあわせにくくなる
目のピント調節機能が低下すると、視界がかすんだり、ぼやけたりしてみえることがあります。
また、遠近の物をみる際の、ピントのあわせにくさにつながります。
・目が充血する
目の炎症や疲れなどで、目の血管が膨らんだ状態になる可能性があります。
目の症状がひどくなると、目に大きな負担がかかりつづけて、視力低下につながります。
さらに、次のような身体の不調につながります。
●頭痛
視力低下が進むと、物をみる際に、より集中力を高める必要がでてきます。
そうすると、緊張の連続が血流を悪化させ、片頭痛や緊張型頭痛、めまい、吐き気などを引き起こすことがあります。
●肩こり
新聞や本などの細かい文字や数字などをみつづけると、目やその周囲の筋肉が緊張し、同時に首や肩も緊張します。
また、パソコンやスマホをよく使う場合も、目が常に緊張を強いられて、まばたきの回数が減り、ドライアイの悪循環も起こる可能性があります。
さらにそのほかの病気につながる場合もあります。
●疲れ目と眼精疲労の違い
この2つの一番の違いは、症状の重さです。
疲れ目は、一時的な目の疲れをいいます。
一時的な疲れは、睡眠などの休息で解消されるため、身体への大きな影響はないと考えられます。
眼精疲労は、視力低下や肩こり、頭痛などの症状が繰り返し起こるようになり、改善しにくい傾向があります。
眼精疲労の対処法や予防法について
つらい眼精疲労の対処法
【眼精疲労の対処法】
日常生活で行える眼精疲労の対処法は、次のようなものがあります。
ご自身の生活環境にあう対処法をみつけましょう。
●同じものを注視しすぎない
パソコンや車の運転など、長時間同じ姿勢で過ごしていると、無意識のうちに目に負担がかかります。
1時間ごとに10分の休憩が理想ですが、可能なかぎり休憩を取るようにしましょう。
パソコンやスマホなどのときは、まばたきなどによって、いったん画面から目を離すように心がけましょう。
●メガネの度をあわせる
仕事や生活によって、視力や生活環境にあった眼鏡やコンタクトレンズを選ぶことが必要です。
物をみる際のピントがあいやすくなることで、眼の負担も軽減されて、眼精疲労の抑制につながります。
●冷やす
集中して眼を酷使していると、眼に通常より多くの血液が送りこまれて、眼の血管が拡張し、目の充血や痛みなどの症状が起こることがあります。
その場合は、冷たい水で絞ったタオルなどを目にのせて、冷やしましょう。
●温める
眼精疲労では、自律神経のバランスが悪くなり、交感神経が活発になりすぎている場合があります。
そのため、リラックスする副交感神経に切り替える必要があります。
加熱した蒸しタオルで目を温めることで、血行が良くなり、筋肉の緊張がほぐれてきます。
その結果、リラックスして、自律神経の切り替えが行われることが期待されます。
眼精疲労の予防法
【眼精疲労の予防法】
眼精疲労の予防法をご説明します。
あわせて簡単な目のウインク体操もお教えします。
●ブルーライトカットのメガネの使用
スマホやパソコンなどから出て、人体に悪影響を及ぼすとされるブルーライトのカットが期待できます。
紫外線のカットにも役立つため、目への負担の軽減が見込めます。
●ウインク体操
眼精疲労には、目のまわりの筋肉をほぐす、ウインク体操が効果的と考えられます。
・やり方
① 左右交互にゆっくりウインクします。
②少しウインクのスピードを速めていきます。
③より強めに左右交互にウインクします。
④両目をギュッと閉じてパッと開きます。
回数は、無理なく自分のペースで、継続して行います。
●仕事や生活の環境を整える
パソコン作業では、目とパソコンの画面の距離が40cm以上離れるように、仕事の環境を整えましょう。
ドライアイなどの予防には、エアコンの風に直接当たらないことや、加湿器などで乾燥を防ぎます。
眼精疲労は、老眼にも関係があり、眼精疲労を放っておくと、歳を重ねていくうちに、ますます症状が大きくなる場合があります。
目はたいへん重要です。
これまで行っている目のケアも見直して、これらの眼精疲労の予防法を実践しましょう。
おざわ鍼灸接骨院の
【眼精疲労】アプローチ方法
最近はスマホやパソコンを長時間みる機会が増え、目の疲れを感じる方が増えてきています。
目のピントなどの調整は、目のまわりにある筋肉が行っています。
長時間の目の酷使により筋肉疲労が起き、ピント調節がしにくい、目がかすみやすいなどの症状につながります。
また、肩こりなどにより血の流れがうまくいかず目のかすみ、目が疲れやすいなどの症状も出やすいと考えられます。
当院では眼精疲労に対し、カウンセリングを行い、ほぐしや鍼灸、電気鍼、フェイシャルマッサージなどで改善を図ります。
仕事上パソコンやスマホをみる時間を減らすことができない方もいらっしゃると思います。
ご自宅でも簡単にできるケア方法などもアドバイスをいたしますので、気になる方はお気軽にご相談ください。
著者 Writer
- 小澤 拓哉(オザワ タクヤ)
- 【所有資格】 柔道整復師・はり師・きゅう師
【生年月日】 1994年(H6)7月26日
【血液型】 B型
【出身】 群馬県
【趣味】 野球、トレーニング、車、バイク
【得意な施術】 スポーツ障害(特に野球)
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