肩こりの症状を
日常生活で改善してみませんか?
肩こりは、昔から日本人に起こりやすい症状であり、多くの方が経験していることではないでしょうか。
また、肩こりの施術方法は多くあり一時的に改善は見込めますが、慢性的な肩こりに繋がるケースも少なくありません。
そのような手強い肩こりの症状ですが、心身ともにストレスに関係があるため、日常生活で行える対処法が有効になるかも知れません。
このページでは、慢性的で肩こりにお困りの方に対して、肩こり改善に繋がるような情報をお伝えします。
また、医療機関で受診していただく必要がある肩の病気も確認していただきながら、ご自身の肩こりの程度に照り合わせて、症状改善へ向けてのお役に立ててください。
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目次
このような悩みはありませんか?
慢性的に肩こりを抱えている方や肩に痛みを感じている方、
または、肩こりによる肩や腕の可動域制限がある方など、
次のような肩こりのお悩みを抱えていませんか?
- 肩こりが改善しないと諦めている
- 肩に痛みを感じている
- 肩こりの原因を知りたい
- 肩こり改善できるストレッチ方法が知りたい
- 肩の張りや重さを感じている
- 肩こりだけではなく、頭痛やめまいを感じる
- 肩こりがひどくて、肩が挙がりにくい
- 今の肩こりが病気ではないか心配
肩こりの原因・症状について
肩こりの原因について
「肩こり」とは病名ではなく、症候群で、首筋から肩・腕にかけての痛みやしびれなどの状態を言います。
よく日本人は肩こりが多いと言われますが、その理由としては日本人が欧米の人と比べると、頭が大きいわりに首から肩の骨格や筋肉が弱いため、肩こりを起こしやすいと考えられています。
また、正座で床に座るなど文化の違いもありますが、特に気遣いによるストレスなどは日本文化特有の理由と言えるのではないでしょうか。
次に、肩こりの代表的な原因とその理由についてご説明します。
【肩こりの主な原因】
肩こりの原因の1つとして考えられるのが、血行不良です。
筋肉に沿って流れる血液の流れが滞ることにより、筋肉の老廃物が蓄積し、血管が圧迫され痛みや筋緊張を引き起こし、肩こりの症状をもたらします。
また従来は、低血圧の方に肩こりが多いとされていましたが、最近では、高血圧が原因で肩こりとなることもあります。
その理由としては、血圧が高く交感神経が優位になっていると血管が収縮して血行不良となるためです。
次に、日常生活での普段の姿勢が原因と考えられる肩こりについて、確認していきましょう。
●長時間のデスクワークによる不良姿勢
最近では、肩こりを引き起こす原因としてデスクワークが増えてきています。
デスクワークでの座るという姿勢は、基本的に前かがみになります。
前かがみ姿勢は、身体を支えるために背筋が緊張していきます。
その状態が続くと、筋肉の中の血液の流れが悪くなり、疲労物質がたまることで肩こりに繋がりやすくなります。
●スマホの見過ぎ
最近では「スマホ巻き肩」と言う言葉があり、スマホを見ている際にうつむいて肩が丸まっている姿勢を指します。
うつむいているとき、頭の重さが首に与える負荷は多くなり、首を支えている肩にも大きな負担がかかるため肩こりや肩の痛みに繋がります。
●眼精疲労によるもの
眼精疲労とは、パソコンなど目を使う作業を続けることにより、目だけでなく全身に症状がおよび休息や睡眠をとっても十分に回復しない状態を言います。
そして、この眼精疲労ですが、目の疲れは自律神経にも影響を及ぼす可能性が高くなります。
自律神経のバランスが崩れると筋肉の緊張が起こり、血行不良に繋がります。
そのため、「肩こり」「肩の痛み」「腕のしびれ」に発展するケースがあります。
●日頃のストレスによる緊張
日常における精神的なストレスは誰しもが感じる可能性があります。
ストレスが一時的なものでしたら回復しますが、継続的に受けていると、筋肉を緊張させる自律神経(交感神経系)の働きが活発になります。
そのため、肩周辺の筋肉が緊張して、肩こりが起こります。
肩こりの症状と肩に関係する病気について
次に、肩こりの主な症状についてご説明します。
肩こりは症状を表すもので、その症状は「コリ」「張り」「重さ」「痛い」などさまざまに表現されます。
【肩こりの主な症状】
●肩の張りや重さ
肩こりは、部位によっても感じ方が異なります。
首から肩上部にかけてのコリは、重いものが乗っているような違和感を覚えることが多く、肩甲骨と背骨の間のコリは、肩甲骨の内側に鉄板のような硬いものが入っているような張りや痛みを覚えることが多いようです。
●頭痛やめまい
肩こりのひどい方は、首の回りの筋肉の緊張が強くなっていることで、異常な情報が脳に伝わってしまいます。
そのため、頭痛やめまいが起こることがあります。
また、肩こりと思って軽視していると、違う病気が隠れている場合があります。
【肩に関係する主な病気】
●五十肩
40~50代で最も多く発症する傾向があります。
五十肩の特徴は、急性期は特に肩や腕に痛みが強くて腕が挙がらない、衣服の脱ぎ着が行えないなどの症状がでます。
●石灰性腱炎
肩腱板内に沈着したリン酸カルシウム結晶によって、急性の炎症が生じることによって起こる肩の痛みや運動制限が特徴です。
40~50歳代の女性に多くみられます。
●腱板断裂
夜間や就寝時に肩を動かした時に痛みが生じます。また、腕に力が入りにくくなります。
肩を挙げて、90〜120度付近の痛みが特徴的です。
●頚椎症
腕や手のしびれ・痛みがあり、頚椎を後方へ反らせると症状が増強することが特徴です。
●変形性頚椎症
頭や首付近の可動域が悪くなり、首や肩の痛み、もしくは神経圧迫による腕や足への痛みやしびれなどが生じます。
肩の症状については、原因や症状もさまざまなため、日常的なケアや改善を行うことが予防に繋がります。
また、「肩こり」「肩の痛みやだるさ」「腕のしびれ」などが、長引いたり悪化したりする場合は、医療機関を受診することが重要になります。
肩こりの対処法や予防法について
肩こりの対処法について
肩こりは筋肉の疲れや血行不良などが考えられるため、対処法は「温める」「適度な運動」が有効です。
こちらでは、お家で気軽に始められる肩こりの対処法についてご説明します。
肩こりの頻度や程度を確認しながら、無理のない範囲で行っていきましょう。
【肩こりの対処法】
●温める
肩こりをそのまま放置していると、疲労物質がどんどん溜まり、症状がさらに悪化してしまうかも知れません。
慢性的な肩こりは、温めることで血行が改善され、疲労物質や痛み物質が流されるため、肩こりの緩和に繋がります。
なお、急な肩こりは患部が炎症を起こしている可能性があるため、冷やすことが肝心です。
●適度な運動
肩こりは、身体の血流が悪くなり筋肉がコリ固まることで生じます。そのため適度に運動することが大切です。
特に散歩はおすすめです。
その理由としては歩く際に、肩甲骨を意識して自然と腕を大きく振って歩くようにすると、肩甲骨まわりの血流が改善されて、筋肉もほぐれやすくなります。
また、肩甲骨や背中まわりは普段意識して使うことが少ない筋肉のため、肩こり改善を目指す場合、肩甲骨を意識して散歩してみると良いでしょう。
次に、家で気軽に行えるストレッチもおすすめです。
家で簡単に行えるストレッチをご紹介します。
キャット&ドックは、体幹を強化して、肩こり解消にも効果が期待できます。
・キャット&ドックのやり方
①四つんばいになり、お腹に力を入れて背中を真っすぐにする
②骨盤は床と平行にして、視線は床を見る
③おへそを見るように腰を丸め、骨盤を後ろに傾ける
④背中を丸めるのではなく、骨盤だけを傾けるように意識する
⑤最初の姿勢に戻る
⑥骨盤を床と平行にキープしたまま、胸から首を伸ばして腰は反らさず、少し見上げる。
なお、ストレッチの最中は呼吸を止めずに、気持ちの良い範囲で行うようにしていきましょう。
痛みや違和感がある場合は、途中でも無理せず中断してください。
肩こりの予防法について
肩こりの日常生活で行える予防法についてご説明します。
肩こりの予防には、首や肩の筋肉に緊張が続かないように正しい姿勢を保ち、普段から身体を動かすように心がけていきましょう。
【肩こりの予防法】
●デスクワーク時に定期的に立ち上がる
デスクワークで同じ姿勢を長時間続けると、筋肉が緊張して肩こりに繋がります。
仕事中は、1時間に1回は背伸びや肩回しをしながら、長時間同じ姿勢にならないように心がけましょう。
また、パソコンを使う場合は、出来る限り画面から目を離して、休息をとるようにしましょう。
・肩回しのやり方
①肩甲骨が動くように大きく回す
②前回し、後ろ回しをそれぞれ5回程度ずつ行う
※余裕がある場合、手の親指を肩口に置き、曲げた肘で空中に大きく円を描くよう行う
●時々目を休める
眼精疲労は肩こりの原因として考えられるため、長時間パソコンやスマホ、テレビなどを長時間みることによる目の疲れにはご注意ください。
目が疲れましたら、時々目をつぶって、目を休める習慣を作りましょう。
可能でしたら、蒸しタオルを目の上に乗せて休憩すると良いでしょう。
また、目が乾燥しないように、まばたきの回数を意識して増やし、涙で目を潤したり加湿器を設置して、部屋の乾燥を防ぐこともおすすめです。
●ストレス解消
肩こりは、身体のさまざまな機能を調節する自律神経が、ストレスにより乱れて引き起こされます。
ストレス解消には、身体を動かして血行を促すことで改善が期待できます。
また、温泉は身体を温めてリラックス効果も期待できるため、肩こり改善におすすめです。
●正しい姿勢の意識
一般的な肩こりの対策として基本となるのが、姿勢の改善です。
立ったときや座るときには、おへその下に力を入れて骨盤を立てることを意識しながら、正しい姿勢を目指しましょう。
また、無理して姿勢を良くしようとして背中を反ったり、胸だけを張ったりすると、逆に肩こりが起こりやすくなるのでご注意ください。
最後に、肩こりは原因の多くが血行不良であり、心身ともにストレスによるものが大きいため、日頃から「肩の力を抜く」ことを行動でも考え方でも実践していくことが、肩こり解消への近道と言えるでしょう。
おざわ鍼灸接骨院の
【肩こり】アプローチ方法
肩こりといってもその人によって症状は違ってきます。
首の付け根の痛み、背中の痛み、肩甲骨付近の痛みなどさまざまです。
症状は人それぞれですが、その中でも筋肉が緊張しているという共通点があります。
筋肉の緊張がひどい人は局所がとにかく硬く、一枚の板が入っているのかと思うほどです。
こういった方は慢性化しているため、局所の血行不良や気のめぐりが悪くなり感覚が鈍くなってしまう方もいます。
こうなった場合、継続的な施術が必要になります。
当院では主に「電気療法」「鍼灸」「電気鍼」などで筋肉の緊張を緩和していきます。
まずはカウンセリングをさせていただき、どこが原因なのか、どこの動きが悪くなっているのかを確認させていただきます。
その後、お一人おひとりに合わせた施術法を行います。
肩こりは1度楽になっても日常生活で日々蓄積されていきます。
姿勢の改善や、日々のストレッチなどにより予防していくことにより痛みの悪化を防ぎます。
ストレッチ方法や軽いトレーニングなどの方法もお教えいただきます。
気になった方はお気軽にご相談ください。
著者 Writer
- 小澤 拓哉(オザワ タクヤ)
- 【所有資格】 柔道整復師・はり師・きゅう師
【生年月日】 1994年(H6)7月26日
【血液型】 B型
【出身】 群馬県
【趣味】 野球、トレーニング、車、バイク
【得意な施術】 スポーツ障害(特に野球)
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